2
date2024.10.02
writer南谷 友香
民間企業からNPOへ、つくりたい社会を追求する充実した日々を過ごしていますソーシャルコミュニケーション事業部・南谷へのインタビュー
contents
Q. 今担当している仕事を教えてください
ソーシャルコミュニケーション事業部として、市民一人ひとりから生まれる「なんとかしたい」という思いを、課題解決のための力へと変えていく活動を行っています。具体的にはかものはしプロジェクトが取り組んでいる社会問題についてオンラインや対面で伝えていく活動や、互いに考え、深めるためのイベントやボランティアコミュニティなどの場づくりに取組んでいます。
Q. なぜかものはしに転職しようと思ったのですか?
幼いころから機会の不平等の課題に強い関心があり、大学では社会学部で国際協力と開発学を中心に学びました。いつかはソーシャルセクターで働きたいという思いがありながらも、新卒でNPOに飛び込む勇気がありませんでした。その後社会人となり、事業会社2社で事業企画と事業開発の仕事、青年協力隊での草の根活動の経験で自分に自信がつき、憧れだったセクターで、直接的に課題解決に取り組むことに挑戦しようと思い転職を決めました。
Q. かものはしを最終的に選んだ理由はなんですか?
私が転職を検討していた頃は海外の課題だけでなく、日本の課題にも向き合い始めたタイミングでした。現場にしっかりと向き合いながら、システムチェンジを志向し問題解決に取り組んできたかものはしならではの日本事業に関心がありました。また、マンスリーサポーターとして応援してくださっている方の数が大変多く、多くの方々と共に丁寧にじっくりと問題解決に向けた取り組みが行えることに魅力を感じました。色々と書きましたが最終的には人とのご縁が決め手です。
Q. かものはしで働いてみて感じていることを教えてください
ずっと直接関わりたいと思っていた仕事なので、いい意味で仕事とプライベートの垣根がなく、つくりたい社会を追求する充実した日々を過ごしています。一緒に働く組織のメンバーも同じ思いを持って働いているので組織に求心力があると感じています。また、NPO同士の横のつながりも強く、業界全体で学び合い協力しあう文化もあるのがとても魅力的で、社会は確実に少しずつ良くなっていると信じられるようになりました。
Q. 最後に、あなたの「なんとかしたい」を教えてください
こどもの頃に機会の不平等を意識したことが、私の「なんとかしたい」思いの原点です。小学生のころ最新のゲーム機をいつも持っている友達もいれば、なかには「夜逃げ」同然で引っ越してしまった同級生もいました。そんなこどもながらに感じた機会の不平等という不条理をなんとかしたいという思いで日々働いています。微力ながら自分にできることを日々積み重ねています。
writer
南谷 友香ソーシャルコミュニケーション事業部マネジャー
小学生のころから生まれた環境による機会の不平等に関心があり、大学では社会学を専攻し開発学や国際協力を中心に学びました。その後事業会社2社で企画の仕事と青年海外協力隊の経験を経て、ミッションに共感したかものはしプロジェクトへ入職しました。現在はソーシャルコミュニケーション事業部で社会をつくる仲間作りに取り組んでいます。猫のいる丁寧な暮らしへの憧れから、猫動画と暮らし系の動画を日々チェックしています。