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date2025.03.25
【インターン卒業ブログ】息をするように誰かとつながり、息をするように社会を良くする一歩を歩んだ3年間

かものはしインターンの阿部智咲(あべちさき)です。
この春、大学卒業と合わせてかものはしのインターンを卒業します!
インターンとしての約3年あまり、広報やイベントに始まり、寄付開拓、インターン生の採用など、幅広い業務を経験させていただきました。インターンでの経験は、私にとってかけがえのない時間でした。

在学中、2度目のインターン
実は私は、一度かものはしを卒業した後、再び戻ってきていました。
大学3年次の留学を機に卒業したのですが、留学・教育実習を終えて1年越しに2度目のインターンを始めていました!
1回目の卒業ブログはこちら▼
【かもインターン卒業文集 #1.阿部】インターン生活を振り返ってみた! | 活動ブログ | 認定NPO法人かものはしプロジェクト
「どうして戻ってきたの?」と聞かれることがよくあります。
一言で言うなら…かものはしのない生活が想像できなかったからです。
1回目のインターンは、自己実現の場であり、大学生の自分が社会に関わる数少ないチャンスでした。そして、それらのプレッシャーを(いい意味で)感じさせない、スタッフさん・サポーターさんのあたたかさ。
留学中も、私の心の中にはずっと「戻る」という選択肢しかありませんでした。
ただのインターンじゃない、挑戦の場
一般にインターンと言うと、どうしても、与えられた作業をこなすことにとどまりがちで、無給で事務バイトをする感覚になることが多い気がします。
でも、かものはしは違いました。
どんな業務もインターン生が一から責任を持って進めることが多く、「これ、やってみたい!」と手を挙げることが歓迎される環境です。
例えば、インターン生だけで学生向けのコンペを企画したり。

例えば、他の団体のインターン生との交流会を企画したり。

ただの大学生ではできないような経験ができたり、自分が持っているものを最大限活かして団体に、社会に貢献できるのがかもインターン。私はこの環境を一番楽しんだ自信があります!
3年間のインターンを振り返って
正直に言うと、3年間の活動の中で、いつのまにか「支援」「貢献」「成長」という言葉を意識しなくなっていました。そんな自分の意識の変化にうしろめたさを感じていたときもありました。
でもそれは、もしかしたら、それらが私の日常になっていた証かもしれません。
息をするように誰かとつながり、息をするように社会を良くする一歩一歩を歩んでいた——そんな自分がいました。
この経験があるからこそ、社会人になって、まったく別の業界に入っても、きっと「何か」を生み出せるはず。そう信じて、これからも一歩ずつ前に進んでいきます!

大学生の皆さんにお伝えしたいこと
何か迷ったら、ワクワクする方を選んでみませんか?
「大変そう」「自分にできるかな」「でも、ワクワクする!」
そんな気持ちを大切に、「やりたい!」と思うことは迷わず、ぜひ周りを巻き込んで実践してください。そのアクションが自分を変え、社会を変えていくはずです!

みなさん、ありがとうございました!
かものはしの活動を応援してくださっているサポーターの皆さん、本当にありがとうございました。イベントや総会で皆さんと直接お話しする機会は、私にとって毎回楽しみであり、大きな刺激をいただける時間でした。皆さんの“社会を良くしたい”という熱い気持ちに触れるたび、自分の活動にもさらに力が入ったことを覚えています。
そして、卒業後は私自身もサポーターとして、これまでとは違う形でかものはしに関わり続けたいと思っています。今度は応援する立場として、皆さんと共にかものはしを支えていけることをとても楽しみにしています。また、イベントなどで皆さんとお会いできる日を心待ちにしています!
