インドの村にいってきた(後編)
date2013.5.1
前半はこちら
2日目の最後に、save the children indiaという
僕らのパートナー団体であり、
今回この村の案内をしてくれたNGOのオフィスにいきました。
NGOの人たちと意見交換をします。
村の現状について、プロジェクトのやり方についてなど。
彼らからは、
「日本には人身売買はあるのか」
「女性の組合はあるのか」
「津波はどうだったのか」
などなど色々な質問がでてきました。
うまく答えられず、日本についてもっと勉強しなきゃなぁと思いました。
2日目の夜にsave the children india スタッフたちはムンバイに帰ります。
僕は残って、他のNGOや売春宿にいってきました。
3日目は、この地域で活動する他のNGOに訪問しました。
sex worker(売春婦)の人たち向けに、
HIV/AIDSの防止の活動をしているNGOにいきました。
夜は、このオートリキシャというタクシーにのって、売春宿に行きます。
お客のふりをして、どんな現状なのかを見に行きました。
単独なのでどきどきします。
写真は残念ながらありません。危険だからです。
多くの女性たちに「おーいネパーリ(ネパール人)」
と声をかけられました。
1回400円ぐらいだそうです。中には18歳未満に見える女性もいました。
この地域では、「神に捧げられた踊り子」という慣習があります。
「踊り子」たちは、貧しいかったり何かしらの理由で、
お寺に捧げられる女性たちがいるのです。
その女性たちは儀式のための踊り子をするのですが、
同時に売春して生きていきます。
このことは難しいので、また別の機会にブログにしたいと思います。
調査を終え、駅に向かいました。
寝台列車です。帰りは同室の(見知らぬ)インド人と
仲良くなろうと息荒く乗り込みましたが、
しかし、すでに時間は22時。
みんな寝ていました。残念です。
僕のベッド。
シーツもあり、毛布もあり、いい感じです。
朝、ムンバイにつきました。朝もやがきれいです。
無事到着です。2泊4日(車中泊2泊)の旅。
村の女性たちの元気さと、状況のシビアさを学んだ旅でした。
追伸:
ホテルで寝た後、この日は、日本食レストランにいきました。
5カンで800円(だったかな)。うーむと悩みます。
村の女性たちは、毎月100円をがんばって貯める状況。
悩んだ結果、松ではなく竹なら、許されるかなぁと食べました。
お金の価値ってなんだろうと思いながら。
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