かもカフェ!ストーリーvol.2:かものはしでボランティアを行う原動力とは?
date2019.7.18
皆さまこんにちは!
かものはしインターン生の手塚です。
かもカフェ!ストーリー第2弾は、茨城県在住の青山絵理さんにお願いしました。
第一弾はこちらからご覧いただけます。
contents
- ―では、青山さん、始めに自己紹介をお願いします!
- ―ありがとうございます! まず最初に、かものはしを知ったきっかけを教えてください。
- ―実際にカンボジアで学んだことを、帰国後すぐに生かそうとするそのまっすぐな姿勢、見習いたいです!インターンではそのようなことをしていましたか?
- ―そんなことまでインターン生が担当していたのですね!
- 現在はボランティアとしてかものはしと関わり続けていただいていますが、実際にどのようなことをしているのでしょうか。
- ―青山さんがボランティアデイの創設者だったとは、驚きました。(笑) 今では毎回20人ほど集まる大盛況のイベントですが、始めた当初はどうでしたか?
- ―様々な困難を経ながらもここまで人が集まるイベントを、ボランティアさんが作ってしまう。そんなところもかものはしが温かく寛容な場であることを示しているような気がしています。
- ―かものはしのためにそこまで頑張れる、青山さんの原動力は何でしょうか。
- ―たくさんの良いお話をありがとうございます! 青山さんのかものはし愛がたくさん伝わるエピソードですね。
- ―そんな愛と情熱あふれる青山さんの今後の夢や目標があれば教えてください!
- ―青山さんのような熱く温かい心の持ち主がかもカフェ!のボランティアを先導してくださっていること、かものはしの一員としてとても誇りに思います。最後に、ここまで読んでくださった読者の方へメッセージをお願いします。
- ―青山さん、ありがとうございました!
―では、青山さん、始めに自己紹介をお願いします!
青山絵理です。
以前は外国人に特化した人材派遣の会社で働いていましたが、結婚を機に茨城県へ引っ越し、現在は会計事務所で働いています。
―ありがとうございます!
まず最初に、かものはしを知ったきっかけを教えてください。
きっかけはかものはしが過去に運営していたカンボジアでのスタディツアーに参加したことです。
その時ちょうど、創業者の村田さんがカンボジアに滞在しており、彼女の「なんでもいいから自分にできることをしてみてください。」という言葉が強く印象に残っていました。
帰国後、私にできることは自分の経験を世に広めることだと考え、スタディツアーの報告会を実施しました。
かものはしコミュニティファクトリーでの体験、孤児院やごみ山へ行って感じたこと、現地NGOの方から聞いたことなど、自分がカンボジアで五感を使って感じたことを、ほかの人にも同じように感じてもらいたい。
そんな思い想いで学生団体ゆるかもとしても活動を行い、大学生活の集大成としてかものはしのインターンに参画することにしました。
写真右手が青山さん
―実際にカンボジアで学んだことを、帰国後すぐに生かそうとするそのまっすぐな姿勢、見習いたいです!インターンではそのようなことをしていましたか?
今はなくなってしまったのですが、スタディツアー担当のインターンをしていました。
スタディツアーの企画から同行まで、旅行会社と連携しながらやっていました。
―そんなことまでインターン生が担当していたのですね!
現在はボランティアとしてかものはしと関わり続けていただいていますが、実際にどのようなことをしているのでしょうか。
過去形にはなるのですが、今では毎月一回実施されているボランティアデイを2011年に創設しました。
何か特別なスキルがなくてもかものはしに参加できる、そんな環境を作りたいという思いからボランティアデイが生まれました。
ゆるかも時代に一緒に活動していたメンバーと2人でミーティングをし、試行錯誤しながら運営を行いました。
―青山さんがボランティアデイの創設者だったとは、驚きました。(笑)
今では毎回20人ほど集まる大盛況のイベントですが、始めた当初はどうでしたか?
最初は全く人が集まらず、参加者が3人のこともありました。
しかし、スタッフの方と直接コミュニケーションをとり告知をお願いし、少しづつ認知度を上げることで、多くの人が参加してくれる明るいイベントになったと思います。
創設当初から参加してくれているボランティアさんが今でも来てくださったりしていることはとても嬉しいです。
―様々な困難を経ながらもここまで人が集まるイベントを、ボランティアさんが作ってしまう。そんなところもかものはしが温かく寛容な場であることを示しているような気がしています。
―かものはしのためにそこまで頑張れる、青山さんの原動力は何でしょうか。
一番大きいのは、かものはしはミッションに忠実で、信頼できる組織であるということです。これまでパソコンスクールから始まったかものはしは、ファクトリーの立ち上げやインドへの拡大など、何度か路線を変更することがありました。
しかしそれは、「子どもが売られない世界をつくるため」に何が効果的か、考えに考え抜いたうえで出した結論であるということが伝わってきます。また、事業内容を変更するときには私たちが納得するまで説明する機会を設けてくれます。
信頼できるから、かものはしのために頑張ろうと思えるのだと思います。
あとは、かものはしに関わっている人は心が優しい人が多いということです。困ったときは手を差し伸べてくれ、とても居心地がよく、楽しくボランティアができます。
こうやって人の輪が広がって、良い仲間ができることは、とてもありがたいです。
もう一つの原動力は、子どもたちのためだけでなく、自分の成長も促してくれる環境であることです。私はもともと人前で話すことが苦手でした。けれど、かものはしの活動を通じて、その苦手は克服できたように感じています。
自分にも返ってくるものがあることは、とてもやりがいにつながっています。
―たくさんの良いお話をありがとうございます!
青山さんのかものはし愛がたくさん伝わるエピソードですね。
―そんな愛と情熱あふれる青山さんの今後の夢や目標があれば教えてください!
大きな夢は「社会人がボランティアするのが当たり前の社会を作ること」です。今の社会では、ボランティアをしているとどうしても良いことをしているという意識が先行してしまっています。けれど、それが楽しいことをしているという意識に変われば、社会問題にかかわる人は必然的に増え、たくさんの人が関わることが問題解決への近道であると私は考えています。
そして、かものはしでボランティアしてくれる人を増やすことが、私ができる社会貢献であると考えており、かもカフェ!を通じてボランティアの楽しさを広めていきたいです。
―青山さんのような熱く温かい心の持ち主がかもカフェ!のボランティアを先導してくださっていること、かものはしの一員としてとても誇りに思います。最後に、ここまで読んでくださった読者の方へメッセージをお願いします。
はい。かもカフェ!でのボランティアはどんな方でも参加して頂ける気軽なものです。
それがかもカフェ!の良いところなので、皆さまぜひ一員としてボランティアを楽しんでください!
―青山さん、ありがとうございました!
◆ボランティアデイ開催中!
かものはしでは月に一回、ボランティアデイというイベントを開催しております。
毎回、老若男女問わず様々な方に参加していただいており、普段の生活では関わることのないような人との新たな出会いも待っています。
ボランティア終了後は、かものはしの事業についての講演会、親睦を深める懇親会等、盛りだくさんの内容となっておりますので、ご都合のつく方はぜひ一度ご参加ください!
お申し込みはこちらから