※数字は各事業年次に基づくインド事業全体の合計数です。
Report of India
今回の特集レポートでは、2018年度の年次報告書でご報告した、インド事業での「支援実績」と「ともに活動している仲間」にまつわる数字をご紹介します。
サバイバーが当事者として声をあげ、リーダーとして活躍していくために、自分自身について知ること、自己を癒し他者への共感を持つこと、傾聴することをリーダーシップの重要な要素として捉え、リーダーシップを向上する支援をしています。
前年度に引き続き、被害者補償の申請を精力的に行いました。2018年度は4件の被害者補償の申請が新たに認められたものの、申請金額よりも低い金額が決定されたため現在4件とも控訴中です。また、多くのサバイバーが被害者補償の申請を希望しているため、来年度は申請数を大幅に拡大できるよう目指します。
パートナー団体を通じて、シェルターに滞在するサバイバーたちへダンスムーブメントセラピーによる心のケアや、識字教育や学習サポートなどの教育支援を提供しています。
パートナー団体の支援を受けながら、サバイバーが自分で自分のニーズを考え、政府が提供する支援サービス(住宅補助、生計支援、教育、マイクロクレジット等)を利用することをサポートしています。
加害者が有罪になるためには、人身売買の犯罪が認定され、適切な捜査と裁判が行われる必要があります。サバイバー自身やその家族が弁護士の支援を受けながら捜査内容の不服申し立てや被害者補償の申請、テレビ会議を通じた被害者証言を行う支援をしています。
2016年度からスイスのOak財団と、2017年度からイギリスのChildren’s Investment Fund Foundationと、共同出資で事業を運営しています。
かものはしは、2012年から現地NGOとのパートナーシップのもと彼らの事業活動を支援しています。より本質的な問題解決を目指し、事業を超えた対話を通じて自己と相手をよく知り、社会の中での自分たち自身のあり方を見つめ直しながら、社会レベルでのインパクトを出すことをともに目指しています。
リサーチや評価の専門家、リーダーシップ研修やファシリテーションのプロ、会計士、弁護士事務所など、インドと日本の幅広い分野の個人・組織の方々と連携し、インド事業を推進しています。
サバイバーリーダーシッププログラムを始めたときは3つ(57人)しかなかったサバイバーリーダーグループですが、その後リーダーシップを取り始めたサバイバーの数がどんどん増え、今では16のグループ(179人)が活動をしています。
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