NPOで社会人インターンとして働く:橋本敦子
date2014.11.27
「アソシエイト」とは、
「会社での経験を国際協力の世界で活かしたい!」
「今後のキャリアアップのために、NPOの現場で経験を積みたい!」
という想いを持った社会人の方のためのインターンシップです。
アソシエイトとして働いているスタッフは、
どんな想いを持ってかものはしに参画し、
また、これからの展望をどのように考えているのでしょうか?
今回は、かものはしで働くアソシエイトを紹介します。
橋本敦子
アソシエイトとしてインド事業部で働いていたが、今後は寄付開拓チームに異動。
Q1:かものはしに参画した経緯を教えてください。
前職は消費財メーカーで、ヘルスケア製品を担当しており、
人の健康に役立つものを扱っていたので、やりがいはありました。
しかし、もっとソーシャルインパクトが大きい仕事をしてみたいという想いも抱いていました。
どの企業でもソーシャルインパクトを生み出していると思いますが、
実感として感じづらいということがあります。
自分が生み出すソーシャルインパクトをより身近に感じたいと思い、会社を辞めました。
かものはしでアソシエイトをしようと思った理由は大きく二つあります。
①アソシエイトとしてNPOや国際協力に関わるメリット
これから、ソーシャルセクターで働きていきたいと考えたときに、
・自分に何が必要か、何が足りていないのか
・逆に何が生かせるのか
ということを見つけるために、
アソシエイトという形態がとても有効だと感じました。
②純粋にかものはしに参画したいという想い
前職の時から、かものはしのミッションに共感し、
時間があるときにボランティアに参加していました。
それがきっかけで、カンボジアにも行き、
コミュニティファクトリーを訪問しました。
ファクトリーで働く女性に将来について質問すると、彼女は
「夢とか将来とか、考えたことがない」と答えました。
この時、選択して生まれたわけではないのに、
生まれた国が違うだけで価値観がこんなにも違うことに衝撃を受け、
自分もなにかしたい、という想いが強くなりました。
Q2:どのようなところで社会人経験を活かせていますか?
また、自分に足りないなと思ったことはなんですか?
インド事業部では、海外向けのファンドレイジングを担当していました。
そこでは、相手のニーズがどこに有るかをリサーチしたり、
相手に刺さるアピールをすることが求められます。
相手のニーズを調べる、各団体ごとにアプローチを考えるという点では
前職のリサーチ経験が活かせていると思います。
一方、自分に足りてないなと感じることは「柔軟性」とです。
インド事業部の上司は、いつも情報に敏感で、それに対して柔軟に対応しています。
いかに敏感に自分たちとつながる情報をキャッチし、
必要なものを見極めていくかが、課題の一つです。
Q3:かものはしで学んだことを教えてください。
ずばり、働く姿勢です。
かものはしのような、少人数の組織で働く仕組みは
大きな企業とは全く違います。
それを一番感じるのは、コミュニケーションです。
かものはしのスタッフ間のコミュニケーションは、
透明度が高く、かつ、密度も高いと感じます。
また、そのようなコミュニケーションが取りやすい環境があると思います。
Q4:今後について考えていることを教えてください。
今後は寄付開拓チームに異動するので、
ますます、かものはしを応援してくれている方々に近づくことになります。
そのような方々と関わる中で、
かものはしが外の人からどう見られているのか、ということを客観的な視点から考え、
かものはしのビジョンに共感してくれる人を増やしたり、
すでに応援してくれている方々とかものはしの距離をより近づけられるようにしたいと考えてます。
卒業以降のことは、実はまだあまり考えていません。
アソシエイトとして参画した当初は就職活動も並行していたのですが、
同時進行でやることではないなと、考えが変わりました。
かものはしで働く中で、
自分が何が好きで、何が得意で、また何が不得意か
ということが少しづつ見えてきたからです。
日々新しい学びや発見があり、考え方もどんどん変化しています。
かものはしで過ごす時間はとても充実していて、焦る必要はないと感じています。
今は、自分の軸となるものがクリアになるまで、もう少しここで専念したいと考えています。
アソシエイト&インターンの働く様子。一番左の奥が橋本。
いかがでしたか?
アソシエイトとしての働き方にイメージが沸いてきたでしょうか?
すこしでも興味がある!という方、
2015/2/16のアソシエイト説明会にぜひお越し下さい。
みなさまのご参加お待ちしています!