【募集終了】活動説明会 | 日本 | 妊産婦さんがゆっくり休み、力を取り戻す居場所「ふたやすみ」の現場から
終了
開催日7/26(金)19:00-20:00
場所オンライン(zoom)
※当イベントは、7月25日(木)をもちまして募集終了とさせていただきます。
皆さま、ご応募いただきありがとうございました。
「かものはしは日本でどんな活動をやっているの?」
「児童虐待問題と妊産婦支援は、どうつながっているの?」
「新しくスタートした居場所「ふたやすみ」はどんなところ?」
かものはしプロジェクトの日本事業をもっと知りたい!という方へのイベントです!
かものはしプロジェクトでは、日本で児童虐待問題についての取組みを2023年から本格的にスタートしました。日本事業では現在、児童虐待が発生しにくくなり、虐待を受けた人が回復しやすくなる社会を目指して、3つの取組みを進めています。
今回は、虐待の予防に取り組むための「孤立しがちな妊産婦の地域の中でのつながりを育む活動」から立ち上がった、妊産婦さんがゆっくり休み、力を取り戻す居場所「ふたやすみ」を中心にお伝えします。
2024年1月から千葉県松戸市にてNPO法人さんまとともにスタートし、現在は宿泊・居場所・訪問という3つの形で困難を抱えた妊産婦さんをサポートしています。
ふたやすみのWEBサイトができました。こちらからご覧ください。
当日は、事業担当スタッフから「ふたやすみ」立ち上げの背景にある困難を抱えた妊産婦さんの問題や、事業の概要、現場で活動する中で感じていることをお伝えいたします。また質疑応答のお時間もお取りする予定です。
皆さまのご参加をお待ちしています!
申し込みはこちら
虐待の背景にある困難の連鎖
児童虐待は、親の心身の不調や社会経済的状態、孤立などのさまざまな要因が複合的かつ重層的に絡み合って発生します。また、これらの要因は突然現れるのではなく、親のこども時代の経験や環境にさかのぼることが多く、世代を超えた困難の連鎖が存在していることが分かります。
そして、この連鎖は個人や各家庭が作り出したものではなく、私たち一人一人がつくり上げてきた社会構造や文化的規範の中で生み出されたものです。」
虐待につながる困難の連鎖を、希望の連鎖へ
困難の連鎖を断ち切り、児童虐待を防ぐことができないだろうか。心身にも生活にも大きな変化があり誰かに頼らざるを得ない「妊娠期」こそ、困難を抱えた女性たちに出会いやすい時期ではないか。
そして、命を宿したタイミングだからこそ、その人やそのこどもたちの人生を、困難の連鎖ではなく、未来への希望の連鎖に一緒に変えていくことができるのではないか。
「ふたやすみ」はそんな思いから始まりました。
孤立しがちな妊産婦に寄り添う居場所「ふたやすみ」
「ふたやすみ」という名前には、「ひとやすみ」よりももっとゆっくり心と体を休め、その人自身が持つ本来の力を取り戻し、地域内外のつながりの中で、その人らしく生きていくことができるように」という願いが込められています。
本事業は、同市でこども・子育て家庭の支援を行っているNPO法人さんまとともに同で運営され、ソーシャルワーカーや助産師、保育士など、さまざまな専門性を持ったスタッフが中心となり、宿泊・日中の居場所・自宅訪問を通じて、妊産婦の利用者とその家庭をサポートしています。
<妊産婦支援事業担当 石濱千夏よりメッセージ>
利用者一人一人が背負ってきたものの大きさや複雑さを知り、社会や環境に対する憤りや失望を感じることもあります。あまりにも大きな困難に関わるなかで、わたしたちがその状況に慣れてしまうことは簡単ですが、そうではなく、実態を外に発信していきたいと感じています。
2024年度は、「ふたやすみ」本格始動の年になります。利用者やその家庭とともに悩み、試行錯誤し、地域内外の人々とつながりを築きながら、困難の連鎖を希望の連鎖に変えていくため、精一杯取り組んでいきます。ぜひ、取り組みを聞きにきてください。
イベント概要
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日時
2024年7月26日(金)19:00~20:00(18:50~受付開始)
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会場
オンライン開催(Zoom)
※ お申込いただいた方に、1日前及び当日1時間前に参加用URLをお送りいたします。参加に必要なもの
1.PCまたはスマホ(資料・映像を共有しながら進行するためPCを推奨します)
2.通信回線が安定したネット環境
3.周囲を気にせず話せる環境(質疑応答など参加者と運営メンバーが話し合う場面が想定されます)※Zoomとは?
・PCやスマホを使ってオンラインで対話やミーティングができる無料アプリです
・主催者から送られるURLをクリックするだけで簡単にログインできます(初回利用時のみ、自動的にアプリがインストールされます)
・通信データ量は、300MB/時間程度です(Skypeの1/5〜1/7程度) -
内容
1. あいさつ、登壇者紹介
2.「特定妊婦:孤立しがちな妊産婦」について
妊産婦支援事業の活動
「ふたやすみ」の現場から
3.質疑応答
4.感想シェア
5.お知らせお申込期日:7月25日(木)までにお申込ください。
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参加費
無料
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定員
なし
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講演者
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石濱 千夏妊産婦支援事業部
大学院で国際保健を学び、青年海外協力隊や開発コンサルタント、ソーシャルビジネスのコンサルタント等を経て、2022年に入職しました。現在は妊産婦の居場所事業の運営を担当しています。山とボルダリングが好きで、家族でボルダリングジムに通っています。娘がもう少し大きくなったら一緒にリードクライミングをすることが最近の目標です。
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