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inJapan日本での活動2019~

誰もが
「生まれてきてよかった」と
思える社会をともにつくる

What we do in
Japan

日本でも、こどもの尊厳が踏みにじられているという現状を変えたい。
私たちは、2019年から日本国内での活動をスタートしました。
こどもが虐待されない、そして虐待された人が回復できる社会をつくるために、
孤立しがちな妊産婦の支援、
児童養護施設などを出た若者の巣立ちの応援に取り組みます。

※児童養護施設や里親家庭を出たこども・若者たちの多くが、経済的な後ろ盾もない中、
精神的な不安を抱えながら、社会に出ていくことを余儀なくされている

日本の児童虐待問題

相談件数は年間20万件以上

日本では、児童虐待相談対応件数は年々増え続け、2020年以降は年間20万件を超えています。虐待により、ケガや身体的な苦痛を受けたり、最悪の場合には命さえ奪われてしまうこどもたちがいます。また、身体だけでなく、心に深い傷を負うことは言うまでもありません。自己肯定感を持つことができなかったり、対人関係に難しさが生じたり、PTSD(心的外傷後ストレス障害)やさまざまな精神的症状を大人になっても抱え続けるケースもあり、こどもの人生に長く大きく影響する可能性があります。

悲しい状況は続く

この深刻な問題に対し、長年、国や自治体、児童相談所などの行政機関や児童養護施設などの児童福祉施設、さらに専門家や民間支援団体、市民や当事者の方々など、多くの方々が取り組みを重ねてきました。その必死の努力により、少しずつ改善がなされてきましたが、悲しい状況は続いています。

虐待被害の経験がある人も、虐待に至ってしまった人も、「人との関わりの中で大切にされ合うこと」ができたら、こんな状況が変わっていくのではないか。そんな思いから、私たちは、「社会の中に豊かなつながりを育むことにより、児童虐待が発生しにくくなり、また、虐待を受けた人も十分な回復や選択肢の中でその人の人生を生きていくことができる社会」を目指します。

※平成14年から令和4年までの20年間。こども家庭庁発表 「令和4年度 児童相談所における児童虐待相談対応件数(速報値)」

What we do in Japan

01

孤立しがちな妊産婦によりそう

妊産婦支援事業

The Issue課題

児童虐待の裏にある親の孤立

日本では、年間約50人のこどもたちが虐待死に至っているという悲しい現状があります。そして、深刻な虐待に至ってしまった人たちの多くが、出産以前からさまざまな困難(経済的困難、精神的不安定、予期せぬ妊娠やDVなどの複雑な事情など)を抱えていたにも関わらず、頼れる家族がいない、行政に助けを求められない等、社会から孤立していた、という特徴があります。彼女たちが、誰かとつながり、誰かが寄り添えていたら、違った未来があったかもしれません。

※こども家庭庁発表 「こども虐待による死亡事例等の検証結果等について(第19次報告)(令和5年9月)」

Our Approach取り組み

孤立しがちな妊産婦がつながれる「居場所」を育む

妊娠期からの社会のつながりを育むことが、誰かに頼っても良いという心の余裕を生み、虐待の予防につながるのではないか。そんな考えのもと、2024年から、孤立しがちな妊産婦が安心して過ごし、誰かとつながることができる居場所「ふたやすみ」の運営を千葉県松戸市で開始しました。そして、彼女たちが人とのつながりや支援の網の目からこぼれ落ちることがないよう、支援団体や行政の連携を促進するための活動を進めています。将来的には、その経験を踏まえた発信や政策提言を通じて、妊娠・出産・子育てをする人たちが孤立することのない地域の「つながり」を全国に増やし、虐待の予防を図ります。

What we do in Japan

02

児童養護施設などを出た若者の巣立ちを応援する

アフターケア事業

The Issue課題

児童養護施設や里親家庭などを出た後に
立ちはだかるたくさんの困難

虐待や親との離別を経験し、社会的養護のもとで育ったこども・若者たちは、18歳になると、高校卒業と同時に児童養護施設や里親のもとを出ることがほとんどです。頼れる実家がない多くの若者たちは、経済的な後ろ盾もない中、自ら生活費を工面したり、無条件に頼れる人がいないという孤独やトラウマなど心の傷からくる精神的な不安を抱えながら、自らの人生を切り拓いていかざるをえない状況にあります。

※親など保護者のもとで育つことが難しいこどもたちを、児童養護施設や里親など社会の仕組み・関わりの中で養育すること

Our Approach取り組み

社会的養護を経験した若者が
安心して巣立つことができる社会の仕組みづくり

児童養護施設などを退所した若者たちが、出身の児童養護施設や支援団体などとのつながりを持ちながら、安心して巣立つことができるような社会の仕組みづくりに取り組んでいます。若者たちに寄り添う児童養護施設や支援団体がすでに手一杯な中、どのようにしたら若者たちとつながり続けることができるか、他地域の知見などをもとに、ともに考え実行しています。また、その現場の声を制度に反映させるための政策提言の活動を行っています。

Feature Report japan日本事業の特集レポート

#27

これまでの5年間を振り返る
スタッフインタビュー日本事業報告

2024.6.25日本

日本の児童虐待を中心とした「こどもを取り巻く不条理」をなくすための活動が6年目を迎えます。試行錯誤を経て、大きく前に進もうとしている日本事業。担当のスタッフ3名がこれまでを振り返り、ありのままを語りました。聞き手は元インターンの長島です。 インタビューは2024年4月10日に行われました。 長島: 村田さん、お久しぶりです!田口さんと五井渕さんは初めましてですね。 村田: ほんとに久しぶり!長島くんがインターンをしていた時期に私は育休を取っていたから、当時はそこまで一緒に仕事はできなか...

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