確定申告とマンパワー
date2005.6.30
財務担当の江藤です。
ひとくちに財務といっても僕は、
事務局でさまざまな業務を受け持っています。
今日は現地を支える事務局が、どのような仕事を
しているのか、皆さんにご紹介したいと思います。
まずは財務担当として必須業務の、確定申告です。
先月末、無事に確定申告を終えました。
損益計算書、貸借対処表などの
いわゆる財務諸表を税務署や提出しました。
ですが思い返すと、始めた頃の僕は確定申告とは
縁のない普通の大学1年生だったわけで、
「勘定科目って何? 」
「複式簿記って何? 」
「損益計算書って何?」
それまで見た事もない用語の連続に、
「?」「?」マークばかりが飛び交う毎日。
そして財務の仕事といえば当然なのですが、
ひたすら表計算ソフトに数字を入力するという
毎日でもありました。
(カンボジアパソコン教室では子ども達が
「エクセルの表計算は難しい」と言っていた
ようですが、これにはまったく同感です。)
そんな大変な作業でしたが 、どうにかこうにか、
「損益計算書/貸借対照表」といった必要書類を提出し、
無事、期限内に確定申告を終えることができました。
かものはしにとっては昨年法人化して初の確定申告。
問題なく終わって本当に安心しました。
学生ながら「確定申告はお早めに」という実感がわきました。
そして右も左もわからなかった僕が、
一企業と同様の財務の仕事をこなせているのも、
活動に共感して支援してくださっている方々の
サポートがあるからです。
税理士さんや企業で経理課で働くサポーターの方
カンボジアで活動するNGOで経理を担当している方…
とても多くの方がご協力してくださったことに
改めて感謝の意を表させていただきたいと思います。
本当にありがとうございました。
かものはしは大きな団体ではありませんが、
活動に共感してサポートして下さっている方は
本当にたくさんいらっしゃいます。
それは、団体としてお金に替えられない財産だと
思っています。
財務担当としてお金を扱う日々ですが、
そうしたマンパワーに「お金で買えない価値」
というものをふと感じました。
これからもよろしくお願いいたします。
江藤恭輔