We have marked our 10th Anniversary.
date2012.7.18
2012年7月18日、
かものはしプロジェクトは
結成10周年を迎えました。
子どもが売られてしまう世界を変えたい。
ただ、その想いだけで3人の大学生が走り始めた日から
今日で10年が経ちました。
代表の村田は支援者の皆さんと共に参加した
カンボジアでのスタディツアーから昨日帰国して、
青木はカンボジアコミュニティファクトリーで働く女性たちとともに、
本木はインドで地元NGOとの少女救出プロジェクトに携わりながら、
この日を迎えます。
いつも通り、前を向いて走りながらも
私達の仲間になってくださった皆さんがいたから
ここまで進んでこられたのだということを
それぞれに、かみしめる1日になると思います。
次の10年も、この問題の解決に
皆さんとともに取り組んでいくことができますように。
心からの感謝を込めて。
子どもたちに思いを寄せ続けてくださった皆さんへ。
カンボジアで人身売買の被害に遭う子どもは、支援を始めた10年前の1/10以下になりました。
かものはしプロジェクトも、カンボジアでの実績を評価され、他国の政府や国際NGOと協働プロジェクトを行えるまでに成長しました。こうして活動を重ねてこられたのは、仲間になってくださった皆さんがいたからです。これからも、子どもが売られない世界を作る仲間として、どうぞ一緒に進んでください。
理事長 村田 早耶香
10年で掴んだかものはしの強みを、世界の問題解決へ。
かものはしは今年から、インドへ支援を拡げました。カンボジアでの10年間に培った実地調査と文献を総合したリサーチ力と、政府や国際NGO、地元NGOの動きをコーディネイトする力が強みになっています。カンボジアでの子どもが売られる問題に対し、10年間に関わってくれた方みんな、他の日本のグループ、国際的なグループ、カンボジア政府、市民社会が一緒に勝ち取ってきた成果を自信と誇りに、次の一歩を踏み出していきます。
副理事長 本木 恵介
子どもが売られてしまう問題に特化して、世界でも希有な存在に。
カンボジア・シェムリアップ州で運営するコミュニティファクトリーも、まもなく黒字化できるところまで成長しています。単なる援助ではない自立支援を目指した道のりは平坦ではありませんでしたが、粘り強く取り組んできたからこそ「子どもが売られてしまう問題に特化し、リサーチから現地コミュニティに入り込む取り組みまで一貫して行えるNPO」というかものはしの特性が育まれたのだと思います。初心忘れず、これからも邁進します。
副理事長 青木 健太
今後もかものはしは子どもが売られない世界をつくるために走り続けていきます。
これからもご支援をよろしくお願いします。