【特集】2013年上半期かものはしイベントTOP5!
date2013.8.15
今日は、「2013年上半期かものはしイベントTOP5!」ということで、
2013年1月から6月に日本で起きたイベントのトップ5を、私インターン黒川がお送りしています!
本日は、第2位の発表です!
「第2位はぁ~・・・?!」
「本木の結婚報告!」
共同代表の本木が、6月16日(日)に結婚いたしました。
お相手は、以前かものはし日本事務所で働いていた方です。
かものはし一同嬉しい気持ちでいっぱいです!
カンボジアのコミュニティファクトリーの女性たちからのサプライズムービーや、多くの知り合いの方からのお祝いメッセージムービーなど受け取ったそうです。
私もそのムービーを見せてもらいましたが、多くの方がかものはしに関わり、支えてくださっているのだと改めて感じました。
お二人ともとても幸せそうで、周りの私たちも幸せを吸収させてもらいました。インターンの女の子たちからは、「結婚したくなった~」というつぶやきもちらほら。
私たちまで幸せな気持ちになりました。
そして、6月24日(月)から本木は奥さまと二人で、インドでの生活を本格的に始めました。二人でインドに腰をおろしたのです。
インドは、日本とは全く違う国です。
歴史も、文化も、宗教も、全てが真反対であるような、日本で暮らしている私たちにとっては理解しがたい部分も多くあります。
しかし、奥さまは日本を離れ、インドで本木と生活を始めることにしました。環境は変わりますが、経済発展著しく、世界の注目を集めるインドで働くというのは、奥さまにとっても良い機会と前向きに捉えられたそうです。
インドでの児童買春は、
貧富の格差、女性への差別、出稼ぎ、汚職など様々な要因が絡み合っています。あまりにも大きくて、複雑で、深刻な問題です。
カンボジアでの児童買春問題の要因とは違った部分が多くあります。
インドは歴史がとても古い国です。
そして、古くからの伝統や文化を受け継ぎ、それを人々は生活のなかにおいて、とても重要視しています。
私たちの常識を覆し、信じられないような文化や考え方が今も同じ世界で存在するのです。そして、それは「文化だから」「伝統だから」仕方がないと言ってしまうしかない場面もたくさんあります。
私はインドに2度訪れましたが、毎回この国の歴史の重さを感じられずにはいられません。
日本とは全く違った部分が多くあり、道を歩くだけで、列車に乗るだけで、衝撃的であり刺激的なことばかりなのです。私たち日本人にとっては有り得ないことばかりですが、それが逆に新しく、新鮮でもありました。
私たちが思いつかないような出来事が、そこには日常として当たり前に広がっています。
私はいつも、インドという国は本当に「人間臭い国」だなと感じます。
インドという国を知れば知るほど不思議で、未知な国だと私は感じました。
インドという国は、独特のとても濃い色を持っているのです。
底が知れないつかめないこの国インドで、
「本当に子どもたちを守ることができるのだろうか」
と不安になることがあります。
私はインドが大すきです。
おしゃべりで人好きで、いつも笑っているおちゃめなインド人。私が道に迷っていると、わからなくても私を助けようと、答えようと、必死に教えてくれます。
そんな国で児童買春が起こっているという現実をなかなか受け入れられない自分がいます。だからこそ、すてきな国だからこそ、児童買春をなくして、もっと魅力的な国になってほしいと願うのです。
インドでは本木を中心に、みんなでこの大きな大きな壁に立ち向かっていきます。
子どもが売られない世界をつくるために、助けを求めている子どもたちがいる限り、私たちは活動し続けるのです。
「この国インドでの児童買春をなくしたい」
かものはしの想いはとても強いです。
この問題がなくなり、子どもたちの笑顔が増えたもっともっと魅力的なインドという国を私は見てみたいのです。
みなさんで一緒に戦い抜きましょう!
そして、この大きな壁を少しずつ超えていきましょう。
どうか力を貸してください。
そして、慣れない土地で問題解決に向け今も走り続けている本木にも
ぜひ応援をよろしくお願いいたします。
残るはついに・・・第1位の発表です!
"旅×ボランティア"で世界一周を経験。その後、かものはしでインターンを始めた大学3年生。世界一周中に回った国で1番好きな国はインド。