インドの子どもが売られる問題に興味がある方に読んで欲しい3つの記事
date2014.4.29
ここ数年、カンボジアに加えてかものはしが力を入れている、
インドでの子どもが売られる問題。
活動説明会を始めとした各イベントや、
かものはしのWebサイトにて"インド便り"という形で
インドの問題についてや、かものはしの活動についてお伝えしてきました。
ですが、カンボジアの問題や活動に比べると情報が少なく、
特に最近かものはしを知って下さった方には不明な点もあるかと思います。
今回は、過去の記事の中からインドの問題についての理解を深めて頂ける
ものを数本ピックアップして、簡単な紹介とともにお届けします。
『インドの問題や活動についてもっとよく知りたい』
そんな方に今回紹介したいのが、
"ニューデリーにある売春宿から10名の少女・女性を救出した際の様子"
を書いた3本の記事です。
救出の前後の様子も含め、実際の問題がよくわかる記事となっているので、
是非ご覧ください。
contents
■ストーリーで知るインドの子どもが売られる問題
●売春宿から少女救出【1】売春宿に踏み込む直前
警察との打ち合わせに入りました。この段階でもっとも気を使うのは、
不良警察官から売春宿への情報漏れです。
去年の8月の摘発では、情報漏れがあり、
売春宿に救出に入っても、もぬけの殻だったからです。
実際に売春宿に少女を救出に行く直前の、
警察との事前ミーティングの様子をお伝えしています。
不良警察と売春宿の癒着や情報漏洩の危険性など、
現地のリアルに触れることのできる記事です。
文中でも出てくる
『警察は味方でもあるし、敵でもあるのです。』
という言葉はとても印象的です。
●売春宿から少女救出【2】隠し部屋に10人の少女
複雑な構造になっています。
少女たちを一刻も早く救出するために急な階段をかけのぼります。
3階はほとんど照明がなく、かすかに漏れ入ってくる太陽光と
懐中電灯を頼りに、少女たちを捜索します。
売春宿での救出時の様子がわかる記事です。
売春宿の構造や、どのような所に少女が隠されているのかなど
概要を押さえて頂けるのではないでしょうか。
●売春宿から少女救出【3】説得と決断
個人で売春をすることは合法です。
その一方で、売春に関わることは社会的に忌避されています。
簡単に言うと、「売春婦」は差別されるのです。
彼女たちは、売りたくて売っているのではなく、
売らされているのにもかかわらず・・・
救出後の少女達の様子や、説得の場面についての記事。
「少女達を救出さえ出来れば全て解決」とはいかないのが、
この問題の簡単にはいかない部分。
問題の本質に迫る部分なので、是非最後までご覧ください。
■より詳しい内容や、最新情報に関心がある方へ
紹介した3つの記事、いかがだったでしょうか?
かものはしでは今後もWebサイトで定期的に、
現地の情報をお届けしてきます。
ですが、文字だけでお伝えできることは限りがあるので、
この問題に少しでも関心があるという方、是非直接お話しませんか?
かものはしでは毎月いくつかのイベントを通して、
"現地の情報を""直接""詳しく"お伝えしています。
直近ではこられのイベントでインドの問題について、
お伝えできると思います。
●5/15(木)かものはしプロジェクト活動説明会@新宿
●5/21(水)国際協力 × 朝活「朝かも」@渋谷
ご不明な点は可能な限りお答えさせて頂きますので、是非お気軽にご参加ください!