この夏かものはし学生が挑戦します!
date2017.7.15
みなさんこんにちは。
かものはしプロジェクトで去年の8月から学生インターンをしている栗田ひとみと申します。
今回は、みなさんにジャパンギビングでの資金調達のお願いがあり、
このブログ記事を書くことにしました。
年次報告書や事業報告会ではお伝えさせていただきましたが、
9月上旬に、かものはしプロジェクトのインドのパートナー団体、Kolkata Sanvedから
2名の若い活動家が来日します。
そのうち1名は、シェルターでDMT(ダンスムーブメントセラピー。
心を動かすことによって心の傷を癒すセラピーのこと。)を
受ける中で心の傷を実際に癒し、12年間自らDMTを実践する中で、
一人のリーダーとして大きく成長してきました。
2人の来日にあたり、同世代の私たちにできることが
何かあるのではないか、何かをしたいと思い、
かものはしにインターンや学生団体として所属をしていたり、過去所属をしていて、
同じ想いを持った学生メンバーで、Yaubanaプロジェクトを結成しました。
Yaubanaとはベンガル語で若者という意味です。(以下ヤウバナ)
※今回ファンドレイジングを担当している3人です。ヤウバナメンバーは20名ほどいます
このプロジェクトをすすめていくにあたり、まずは目的や目標を決めるために、
ヤウバナは何時間も話し合いました。
そして出た結論が、「わくわくと安心感を届ける」というものです。
私たちは、支援している人と支援してもらっている人という関係を
築いてしまいがちですが、そうではないと思いました。
私たちは彼女の笑顔や前向きさから勇気をもらうことが多々あります。
生まれた場所、育った場所や環境は違うけれど、私たちはみんな一人の人間です。
一人の人間として、若者という共通点を通じて、
共に闘う仲間であることを共有したいと思っています。
企画を通じて安心感を
みなさんは初めての場所に海外旅行に行った時、何を感じたでしょうか?
私は、街のにおいが違うことを不思議に感じたり、
市場に山盛りに積んであるフルーツに興奮したり、
そんなささいなことでわくわくしたことを思い出します。
彼女たちにも初めての日本で、そんなわくわくを
たくさん発見して欲しいと思っています。
そこで、来日する二人にヒアリングをしながら、
交流会や日本文化体験などの企画を考えました。
また、日本での交流を通して、同世代の仲間が一緒に闘ってるということを
感じてもらい、インドに帰ってからも思い出すことができ、
活動していける安心感を届けたいと思っています。
彼女たちに笑顔を届けたい
これらの企画の実行のために資金が必要です。
私たちは今回、クラウドファンディングに挑戦することで、
日本に住む人に、彼女たちが闘ってきた問題を知ってもらい、
一人でも多くの人に応援してもらいたいという想いがあります。
それは、一人一人の応援が、彼女たちに勇気を与え、
彼女たちの笑顔になると思っているからです。
具体的なみなさまへのお願いは二点あります。
一点目に、クラウドファンディングはジャパンギビングというサイトを
使って行うのですが、8月1日からオープン予定なので、
彼女たちを応援したいと思ってくださった方には、
ぜひご支援をお願いします。
二点目は、お友達やお知り合いの方に、ぜひこの記事をシェアして、
ぜひ仲間を増やしていただきたいです。よろしくお願いします。
企画詳細
~企画は、来日する2人にヒアリングをして練りました~
1日目
「和服を着てみたい」
→Yaubanaメンバーで持ち寄った浴衣の中から選んでもらい着つけをします
「日本のお寺や神社に行ってみたい」
→都内最古の寺院である浅草寺を訪れ参拝し、日本最古の商店街の1つである仲見世通りで、活気ある下町風情を感じてもらいます
「映画で見るような憧れの遊園地に行ってみたい」
→日本で最も歴史のある遊園地、花やしきで楽しんでもらいます
「大都会のシンボルであるタワーに登ってみたい」
→富士山や房総半島など、関東平野を一望できる東京タワーに登ります
2日目
「和食を食べてみたい」
→おにぎりを作り、myお弁当箱におかずをつめ、一緒に世界に1つだけのお弁当作りをします
「日本のダンスを踊って交流を深めたい」
→2つのチームに分かれて伝統的なソーラン節とモダンな恋ダンスを練習します
「自分たち活動の報告をしたい」
→2人からDMTのセッションを受けます
「お互いのことを深く知りたい」
→日本滞在中に感じたことや、普段どんな想いを持って活動しているかシェアします
クラウドファンディング詳細
期間
2017年8月1日(火)~8月31日(木)
サイト
ジャパンギビング
https://japangiving.jp/
目標金額
10万円
使用用途
和食材料費・交通費・東京タワー入場料・博物館入場料・施設利用料・記念品作成費 等
ライター紹介:栗田 ひとみ
高校1年生の時に「闇の子どもたち」という映画を観て、子どもが売られる問題と出会う。途上国の実態を知りたいと思い、高校3年生のとき、1年間フィリピンへ留学。昨夏から大学4年生を休学し、かものはしプロジェクトでインターンを始める。現在は復学し大学に通いながらインターンを続けている。